衛生監視員はじめました

食品衛生の話と、衛生監視の公務員試験のことについて書きます。

食中毒原因菌

ボツリヌス菌による食中毒について

ボツリヌス食中毒は、発生件数は少ないですが、致死率が高い食中毒です。ボツリヌス食中毒は、主にボツリヌス菌(Clostridium botulinum)が産生するタンパク毒素によって起こります。特異的な神経症状を伴う病気として、古代ギリシャ・ローマ時代から知られ…

今注目したい! カンピロバクター食中毒

カンピロバクター食中毒は、日本国内で発生する細菌性食中毒のうち、事件数、患者数ともに第1位の食中毒です。近年、事件数は年間300件、患者数は2000人程度で推移しています。 平成28年には、屋外での食品イベントで、加熱不十分な鶏肉が提供され、500名を…

居酒屋で牛レバ刺し O157

平成29年8月28日、茨城県水戸市の病院に救急搬送された女性から、腸管出血性大腸菌O157が検出されたと発表がありました。(参考:女性からO157検出 牛レバ刺し原因か 水戸市の居酒屋で飲食 - 産経ニュース)現在、女性は退院しており、快方に向かってい…

ポテトサラダO157 どこで汚染が起きたのか?

平成29年8月、埼玉県熊谷市のスーパーにある惣菜店のポテトサラダを食べた客から、腸管出血性大腸菌O157が検出された食中毒について、8月21日、群馬県高崎市の保健所は、同市内のポテトサラダを製造・納入していた食品加工会社に立ち入り調査を行い、8月23日…

スーパーのポテトサラダでO157 女児重体

平成29年8月21日、埼玉県のスーパーで製造販売されていたポテトサラダを原因とする食中毒が発生したと発表がありました。(参考:ポテトサラダ どこでO157の菌が混入か? | NHKニュース)原因菌は、腸管出血性大腸菌O157で、現在、5歳の女児が腎臓の機能…

鶏肉を生で食べる未来はくるの?

鶏肉を生で食べる習慣は、宮崎県と鹿児島県の一部地域で昔からあり、現在でも両県の飲食店やスーパーでは鶏刺しや鶏たたきが扱われています。インターネットにも、鶏たたき用の鶏肉を通信販売する業者が数多くあります。農林水産省の畜産統計調査によると、…

1歳未満の乳児がハチミツを食べてはいけない理由

平成29年2月、都内で、はちみつの摂取が原因と推定される、乳児ボツリヌス症による死亡事例がありました。 乳児ボツリヌス症は、乳児の大腸でボツリヌス菌の芽胞が増殖して産生した毒素により起こるボツリヌス症です。 (芽胞とは、一部の細菌が、増殖に適さ…